ハンドミルは、とても用途の広いマシンであると証明されています。わずか数分でカッターヘッドを交換することで、8角、6角、5角、4角用のストリップをカットすることができるのです。フラットヘッド・カッターを使用すれば、ストリップの内側に別素材をラミネートでき、いろいろなコア材を使って実験が可能です。ハンドミルに同梱されているスエルドバット・キットを使えば、伝統的なスエルドバットを持ったロッドの製作も簡単です。最近開発されたのはホロー・フルーティング・カッターで、ロッドの軽量化、パフォーマンス向上のためティップやバットをホロー・フルーティング加工することができます。

 カッターヘッド角に関しての注記:私の経験では、ストリップの内角を若干大きく設定することで、グルーラインが出にくくなります。そのようなストリップを使って作ったロッドを割ってみても、内部の無駄なグルースペースはほとんど増えていません。



46-degree Cutter Head
46度カッターヘッドこのヘッドは、8角のロッドを作るためのものです。新しいデザインを試してみたい人にとっては、楽しいものでしょう。カッターヘッドは、カーバイド・インサート1セットと、固定用スクリュが付属しています。

60-degree Cutter Head
60度カッターヘッドこれは、6角のロッドを作るために伝統的に使われてきた角度です。カッターヘッドは、カーバイド・インサート1セットと、固定用スクリュが付属しています。

61.5-degree Cutter Head
61.5度カッターヘッド6角ロッドを製作する際に、私がお勧めするものです。カッターヘッドは、カーバイド・インサート1セットと、固定用スクリュが付属しています。

73.5-degree Cutter Head
73.5度カッターヘッド5角ロッド用です。カッターヘッドは、カーバイド・インサート1セットと、固定用スクリュが付属しています。

92-degree Cutter Head
92度カッターヘッド4角ロッド用です。カッターヘッドは、カーバイド・インサート1セットと、固定用スクリュが付属しています。

Flat Cutter Head
フラット・カッターヘッドこのカッターヘッドは、バンブー・ストリップの厚みを削り、内側に別素材をラミネートして軽量化を図ったり、特性を変化させたりするためのものです。ストリップの平行カットも、テーパーカットも可能です。類似のプロセスを使用して、ECパウエルはシーダーコア・ロッドを作っていました。別素材をラミネートした後は、通常通りのカットを行います。カッターヘッドは、カーバイド・インサート1枚と、固定用スクリュが付属しています。

Shoe Assemblyシュー・アセンブリ

 ボディ、ピボットアーム、シューの3つの部品から構成されています。すべて303SEステンレス製で、耐食性に富み長寿命です。カッター前に付くメインブロックの厚みは0.24インチ。カッターヘッド前面にあけられたねじ穴で取り付けます。

 ピボットアームはバネ式になっており、じゅうぶんな力でシューの中心にストリップを押しつけます。アームの前面にはスロットが2つあり、そこにシューを取り付けます。第1のスロットはカッターから1.8インチ、第2は1.4インチの位置です。どちらを使うかは使用者の好みです。

 ホールドダウン・シューには、6角、5角、4角用に61.5度、73.5度、91.5度の種類があります。ごく繊細なティップも押さえられるように設計されたこのシューは、正面が面取してありますので、バンブーの繊維にひっかかってしまうこともありません。

 このホールドダウン・シューは、オリジナルのプラスチック製ティップフィンガーに比較して大きな進歩となっています。すべてのハンドミルにこれを装着することをお勧めしていますし、将来は標準キットの中に入れる予定です。交換用カッターヘッドを発送する際には、それに対応したシューを同梱しています。

Aluminum Measuring Blockアルミ製メジャリングブロック

 バンブーストリップをカットする際に難しいのは、その測定です。ハンドミルは、カッターヘッドが若干大きめの内角を削り出すように設計されていますので、グルーラインは出にくく、接着面積も大きく取られています。ハンドミルには、ストリップの幅をストリップの高さに変換する表を添付していますが、それは6ストリップ専用となっています。さらに、マイクロメーターを使っても、安定した測定結果を出すのはとても難しい作業です。この問題を解決するため、私はハンドミルの最も多用されるカッターヘッド用に、メジャリングブロックをデザインしました。この方法を使うと測定がとても正確になります。これを使用すると、ストリップのどの位置においても、正確な高さを測定することが可能になります。

 このブロックはキャリパーにブラス製のねじで装着して使います。6061 T6アルミ合金製で、黒のアノダイズをかけてあり、3つの溝には角度表示がしてあります。これにはカリブレーション用に0.1"ドリルが添付してあり、また写真つきの使用説明書も同梱してあります。





Hollow Fluting Toolホロー・フルーティング・ツール

 ホロー・フルーティング・カッターのベースとブロックはアルミ製で、透明なアノダイズ処理を施され、耐久性を高めています。アルミ製ブロックはブロンズ製のブッシングが圧入されており、それによってステンレスのロッドとガイドホイールが導かれます。これにより、プランジャーを受けるための安定して腐食しない表面が生まれました。ローラーはステンレス製で、6角用は64度、5角用は76度、4角用は94度の内角を与えられています。比較的大きめの角度を与えられていますので、ホロー加工の際にローラーがバンブーのストリップに乗らないように工夫されています。

 ホロー・フルーティング・カッターはチップのクリアランスを確保するために11度のレーキ角を持った6枚のカーバイド・インサートが付属しています。1/32"、3/64"、そして1/16"のチップ半径を持つインサートが各2枚です。このインサートは精密研磨加工されたもので、1つのポケットサイズにすべて装着可能になっています。大まかにいえば、1/32"と3/64"のチップはロッドのティップもしくは細めのバット用、1/16"チップは太めのバット用と考えてください。各インサートの仕様は、使用説明書に掲載されています。

 ホロー・フルーティング・ツールには、マイクロメーターにつけて使用するチップが付属しています。これにより、ホロー加工した壁面の厚さを測定することができます。このアタッチメントは0.5インチの高さを持ち、先端は1/32"の半径で、バンブーストリップのくり抜いた内側に差し入れて測定を行います。

 ホロー・フルーティング・ツールが適切に機能するためには、スエルドバット・キット用のシムを転用します。もしキットを持っていない場合は、ご注文をお願いします。

 ホロー・フルーティング・カッターには、写真を多用した使用説明書がつきます。

 アルミ製アングルこのアルミ製アクセサリは、現在ハンドミルのキットに同梱していますが、以前ご購入されたオーナーのために別個で販売もしています。ハンドミルには、このアルミ製アングルを組み合わせてお使いになることをお勧めします。

 シェービングディスクこのアタッチメントは、ハンドミル・プレーンの前に装着するもので、アンビルの初期調整に用いるものです。また、傷ついたアンビルの表面を削って、もとの状態に戻すためにも使われます。スエーデンのハンドミル・オーナー、イングイバール・ニルソンの開発によるものです。

 スエルドバット・キットハンドミルは、伝統的なスエルドバットを製作できるキットが標準で付属しています。このキットは、精密に加工されたワッシャ4枚と、使用説明書から構成されます。このキットを使えば、0.020インチから0.122インチまでの高さのスエルドバットが、最長2.5インチの長さで、0.020インチ刻みで製作できます。このキットは、ロングベッド・モデルも含め、現在ハンドミルの標準セットに含まれています。

 カーバイド・インサートカーバイド・インサートは60度の内角、ポジティブなレーキ角とチップブレイカーを持ち、チップ径は1/64インチです。カーバイド・インサートは2枚組で販売します。写真で見られるとおり、カッティング角を決定するのはカッターヘッドであり、カーバイド・インサートはすべて共用です。

 交換用アンビルアンビルが傷ついて使用できなくなった場合、交換用アンビルをご提供できます。ユーザによっては、クワッド用ストリップをカットする際により大きなサポート力を得るため、フィニッシング・アンビルを追加で購入されるかたがいらっしゃいますが、8フィート以上のクワッドロッドを定期的に製作するのでなければ、その必要はないと思います。

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